産科
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妊婦健診
妊娠の診断後、赤ちゃんの大きさ(頭からお尻までの長さ)が2~3cmになったら妊娠週数と分娩予定日を決定して母子手帳を取得していただきます。この後、妊娠22週までは4週に1回、その後36週までは2週に1回、10か月に入ると週に1回の健診となります。
健診では4D超音波診断装置も使用して立体感あふれる赤ちゃんの顔と対面することができます。 -
新生児健診
入院中の新生児は毎日医師が診察し心臓の雑音や手足、腹部に異常がないかなどを確認します。
新生児聴力検査
生まれつき聴覚に異常のある赤ちゃんも早期に発見し、早期より適切な処置を行うと聴覚のハンデを最小限にすることができます。すべての赤ちゃんに聴覚検査を行い、聴覚異常の疑いのある場合は大学病院の耳鼻科等へ紹介します。
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母乳外来
出産後の乳房のトラブルはつきものです。こうした心配に対して助産師による母乳外来を行っています。
婦人科
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婦人科一般外来
よくある婦人科的な症状(月経痛、月経不順、腹痛、腰痛、おりものの異常、痒み)についての診察。
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婦人科がん検診
子宮頸癌健診;子宮の入り口から直接、細胞を採取して行うとても簡単な検査です。
最近は20代、30代の若い人に増えています。早期に発見、治療すれば完治が可能です。20歳をすぎたら是非、1年に1回の検診を受けましょう。子宮体癌検診:子宮の奥から直接細胞を採取する検査です。閉経周辺から閉経後に多く、最近は日本人で体癌の割合が増加しています。40代以降で不正出血のみられる方は是非受けてください。
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不妊症
体外受精などの特殊な治療が必要な場合は不妊専門のクリニックへ紹介し、一緒に治療に参加します(必要な投薬等は当院で可能です)。
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更年期外来
50歳前後から顔のほてり、動悸、不眠、いらいら等の更年期障害が起こります。症状に応じて、漢方薬による治療や、女性ホルモンを補うホルモン補充治療等を行います。
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思春期外来
体重の急激な変化やストレスによる無月経や月経不順、日常生活に支障をきたすほどの月経時の痛みや思春期特有の悩みについての相談。
骨粗鬆症検診
骨の内部がスカスカになって簡単に骨折してしまう病気です。女性ホルモンの減少はその大きな原因の一つです。当院では簡単に測れる超音波法を使用しています。早期に発見し予防しましょう。
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性病検査
最近、若い女性に性行為感染症とくにクラミジアの感染が増加しています。その他、淋病、梅毒、ヘルペス、トリコモナスなどの検査、治療を行っています。
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子宮頸癌ワクチン
子宮頸癌はヒトパピローマウイルスが原因で起こる癌です。感染を予防するためにワクチンを接種して子宮癌から確実に体を守りましょう。性交渉を始する前に接種することが有効で、中学1年生~高校1年生までは公費により無料で接種が受けられます。